きょうだい別にみてまいりましょう

①同性のきょうだい

    女の子同士・・・親しみやすく穏やかな関係が基本です

 

    男の子同士・・・対立的な関係が多いです

    この場合の喧嘩は、助言をしても、どちらかが悪い良いの判定は控える方がよいでしょう

    片方への注意は、相手への妬み、敵意を抱かせる可能性があります

    それぞれの「良さ」に目を向けての、言葉がけを心がけてください

②異性のきょうだい

    兄と妹・・・妹が一方的に服従を強いられる傾向が多いです

    姉と弟・・・本来支配的にふるまう姉が、弟に奉仕的な役割をとらされる傾向があります

    幼少期は、性役割行動の逆転がみられます

    一時的なもので、就学前には自然消滅することが多いです

    

     (例)

       妹が、兄と一緒に乱暴な言葉を使う 

       弟が、姉と人形ごっこをする・・・など

   

    ★私には一人兄がいます

    

    家にはテレビが1台しかなく、いつもチャンネル争いでけんかになり、

    

    泣かされていました

    

    兄に服従しなければいけない傾向が多かったです

    

    我慢することに慣れ、いつしか違う事での楽しみ方を

    見つけるようにもなりました

    

    何もかも自分の思い通りにはならないという経験

    、学ぶことも多いのだと思います

    ★私の友達には弟がいました

    

     いつも私とその子が遊んでいると「おね~ちゃん」

     

     と言って寄ってきます

    

     その当時流行っていた「 リカちゃんごっこ」に

    

     弟も人形を持って嬉しそうに遊んでいました

私は、小学生のころ「お姉ちゃんの方がよかったのにな~」

                     とよく思ったものです

「何でも相談できて、服も貸してもらえるし

       一緒に買い物もいけるし、楽しそう・・・」

    とずっと思っていました

   でも実際、お姉ちゃんのいる子に言わせると・・・

「お下がりばっかりで、新品はお姉ちゃんばっかり」

「あなたの方が良いやん」と言われました

それも「納得だな」~と!

結局・・・隣の芝生はあおく見えるんですよね

その事を決定的知ったのは

大人になり

結婚して、子どもが出来て

滅多に話などしなかった兄と

話す機会が多くなり

驚きの言葉を兄から聞いた時でした

兄は成績も優秀で

父からも期待され

母から頼りにされていました

子どもながらに

その親の気持ちは

手に取るように感じ取っていました

ずっと羨ましく思って

妬みさえ感じていたのです

しかし・・・あるとき兄が言ったのです

「俺はずっとお前が羨ましかった」 と言うのです

「え~何で~?うそでしょ~?」青天の霹靂でした

やはり分からないものです

聞いてみないと・・・人の気持ちというものは!

その立場でないと

理解できないことも多いようです

私は2人の息子に

出来る限り

色んな面で

体験をさせて

その子の才能の伸ばせるものを探して

自分に自信を持たせることができるように

環境を与えてきたつもりです

本人たちはどう思ってるかわかりませんけれどね

子育てに、成功も失敗もないと思います

後悔のない毎日を送るだけだと思います