今日の滋賀は暖かいです
でも花粉の関係なのか
私の喉は少しイガイガします
前回の続きです
子どもの「はぐくみ方」その3です
きょうだい別にみてまいりましょう
①同性のきょうだい
女の子同士・・・親しみやすく穏やかな関係が基本です
男の子同士・・・対立的な関係が多いです
この場合の喧嘩は、助言をしても、どちらかが悪い良いの判定は控える方がよいでしょう
片方への注意は、相手への妬み、敵意を抱かせる可能性があります
それぞれの「良さ」に目を向けての、言葉がけを心がけてください
②異性のきょうだい
兄と妹・・・妹が一方的に服従を強いられる傾向が多いです
姉と弟・・・本来支配的にふるまう姉が、弟に奉仕的な役割をとらされる傾向があります
幼少期は、性役割行動の逆転がみられます
一時的なもので、就学前には自然消滅することが多いです
(例)
妹が、兄と一緒に乱暴な言葉を使う
弟が、姉と人形ごっこをする・・・など
★私には一人兄がいます
家にはテレビが1台しかなく、いつもチャンネル争いでけんかになり、
泣かされていました
兄に服従しなければいけない傾向が多かったです
我慢することに慣れ、いつしか違う事での楽しみ方を
見つけるようにもなりました
何もかも自分の思い通りにはならないという経験
、学ぶことも多いのだと思います
★私の友達には弟がいました
いつも私とその子が遊んでいると「おね~ちゃん}と言って
寄ってきます
その当時流行っていた「 リカちゃんごっこ」に
弟も人形を持って嬉しそうに遊んでいました
私は、小学生のころ「お姉ちゃんの方がよかったのにな~」と
よく思ったものです
「何でも相談できて、服も貸してもらえるし
一緒に買い物もいけるし、楽しそう・・・」
とずっと思っていました
でも実際、お姉ちゃんのいる子に言わせると・・・
「お下がりばっかりで、新品はお姉ちゃんばっかり」
「あなたの方が良いやん」と言われました
それも「納得だな」~と!
結局・・・隣の芝生はあおく見えるんですよね
その事を決定的知ったのは
大人になり
結婚して、子どもが出来て
滅多に話などしなかった兄と
話す機会が多くなり
驚きの言葉を兄から聞いた時でした
兄は成績も優秀で
父からも期待され
母から頼りにされていました
子どもながらに
その親の気持ちは
手に取るように感じ取っていました
ずっと羨ましく思って
妬みさえ感じていたのです
しかし・・・あるとき兄が言ったのです
「俺はずっとお前が羨ましかった」 と言うのです
「え~何で~?うそでしょ~?」青天の霹靂でした
やはり分からないものです
聞いてみないと・・・人の気持ちというものは!
その立場でないと
理解できないことも多いようです
私は2人の息子に
出来る限り
色んな面で
体験をさせて
その子の才能の伸ばせるものを探して
自分に自信を持たせることができるように
環境を与えてきたつもりです
本人たちはどう思ってるかわかりませんけれどね
子育てに、成功も失敗もないと思います
後悔のない毎日を送るだけだと思います
パパさん、ママさん少しでも
迷うことがありましたら
悩まず、どんどん話に来てくださいね
お待ちしています
次回は・・・
「3人きょうだいの真ん中の子」・「年子」です